オフィスの老朽化でよく相談されること
- 長年利用しているオフィスなので建物自体が古く、今後も安全に利用できるかわかりません。
まずは、インスペクション(建物診断)の実施をおすすめします。「インスペクション(建物診断)」とは建築物の劣化状況を把握するための調査のことです。オフィスのインスペクション(建物診断)の診断部分は大きく分けると「外部」「内部」「設備機器」の3つの項目に分かれます。これらの部分が正常かどうか判断するには建築物に関する専門的な知識が必要です。
基本的には、建物の構造体が痛んでないかどうかの見分けが、今後もオフィスを安全に利用できるかどうかのポイントになります。建物強度をしっかり把握したい場合や改修をして引き続き利用したい場合は、二次診断としての耐震診断をおすすめします。オフィスが安全かどうか確認したいという方は、まず一次診断となるインスペクション(建物診断)を建築士に依頼しましょう。
- 昭和56年以前の建物を利用しているため、今のオフィスが地震に耐えられるか不安です。
建築基準法が改定した昭和56年以前に建てられたオフィスを利用されている方は設計事務所に「耐震診断」を依頼しましょう。耐震診断とは地震によって起こる建物の破壊や倒壊を未然に防ぐ為に、破壊や倒壊の可能性の有無や程度を把握する目的で行います。オフィスの構造強度を調べて、今後起こりうる地震に対する耐震性を計算によって導き出し、受ける建物被害の程度を算出するので適切な対応方法を把握できます。昭和56年以前の建物を利用されている方は建築に詳しい設計事務所に耐震診断を依頼しましょう。
- 建設会社に修繕の見積もりをもらったものの、工事の内容や範囲、金額が適正なのかわからない
まずは、見積もりをもらった会社に工事内容や範囲などをわかりやすく説明していただくことが第一です。それが難しい場合は第三者である設計事務所に内容や金額の妥当性について相談することをおすすめします。
- 修繕工事の見積もりを業者さんからもらったが、修繕箇所が多く、金額も大きいので一度に全部は修繕できなくて困っている
まずは、見積もりをもらった業者さんからどこから直したらいいのかを説明してもらうことと、予算を伝えることが大切です。
弊社では、まず、劣化箇所を含め現地調査させていただきます。その後、劣化の程度を把握して緊急性の高いものを修繕の優先リストをお渡ししてどこから直したらいいのかをご提示します。
オフィスの老朽化を懸念されている方向けのサービス
インスペクション
(建物診断)
耐震診断
建築基準法改定以前に建てられたオフィスを利用されている方はぜひご活用ください。
修繕工事サポート
オフィスの老朽化を懸念されている方向けのガイドブック