建物診断(インスペクション)の活用と実施のタイミング
2020年9月24日
こんにちは!!
オフィスなどの職場環境を改善したいとお考えの方に
新築やリノベーション、建物診断(インスペクション)などのサポートを行っている「秋田オフィス新築リノベ.com」です。
本記事では
「オフィス等の建物の購入を検討されている方」向けに
建物診断の活用方法と実施のタイミングについてまとめております。
※「建物診断」とは建築物の劣化状況を把握するための調査のことです。
※「建物診断」の詳細は「老朽化したオフィスを長期運用したい方必見!オフィスの建物診断」からご確認いただけます。
今回は、建物を購入する際の状況をイメージしやすくするために、
既存(中古)建築物を購入する際の流れを例として記載しております。
オフィスをはじめ、建物の購入を検討されている方は、ぜひご覧ください。
建物購入時の流れ
一般的に、下記のような流れで建物を購入します。
1.「物件見学」
2.「購入申込書提出」
3.「売買契約締結」
4.「金銭消費貸借契約締結」(※金融機関からお金を借りる場合)
5.「決済・引渡」
6.「入居」
この取引の流れで問題となるのは、
買主が建物に不具合や欠陥があるかが判らないまま買わざるを得ないという点です。
買主は1回か2回程度の物件見学だけで、買うか買わないか決めなければならないのです。
このことが、消費者が抱える中古住宅に対する不安要素と言われているものですが、建物診断(インスペクション)は、この問題を解消する一助となります。
では、どのタイミングで実施したらよいのでしょうか。
建物診断の活用タイミング
一般的に実施のタイミングは次のどれかとなります。
1.「購入申込書提出」から「売買契約締結」の手前までの間
2.「売買契約締結」から「決済・引渡」の手前までの間
3.「決済・引渡」以降
最も理想的なのは、
(1)の期間以前に実施することです。
法的に契約が成立する前に、建物の欠陥や不具合が見つかるので、契約をやめることもできるし、欠陥や不具合の修繕費用について当初の売買価格から控除して契約するといった条件等で交渉することも可能となります。
(2)の場合、
契約解除の条件として手付金の放棄や違約金の支払いとなるケースが生じます。
(3)の場合、
瑕疵担保責任に関する条項によれば、規定範囲内の不具合なら引渡後3ヶ月以内に買主が発見した場合、その責任を売主に問うことができますが、解決までの道のりは容易とはいえません。
ですので、
建物診断(インスペクション)は、なるべく早く、できれば契約締結前までに実施することをお勧めいたします。
建物診断のご相談を希望されている方へ
秋田オフィス新築リノベ.comを運営する、やまと建築事務所は
住宅だけでなく、様々な施設での建物診断(インスペクション)にも対応してきた実績があります。
秋田県でオフィスの建物診断をご検討されている方は、
私共にお任せください!
また、オフィスの建物診断について、より詳細な情報を知りたいという方は
「インスペクション(建物診断)」からご確認頂けます。
また、「オフィスの老朽化対策ガイドブック」をお読みいただけるとより詳細な情報を得ることができます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
引き続きよろしくお願いいたします!